Press release: 2000-02-16: "Dreameye (TM)" Tanjou
From Sega Retro
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2000年2月16日 株式会社セガ・エンタ−プライゼス 株式会社KDDテクノロジ− 株式会社CSK総合研究所 (株)セガ・エンタ−プライゼス(本社:東京、代表取締役社長:入交 昭一郎)は、家庭用TVゲ−ム機としては、世界で初めて、簡単・高性能・低価格を実現したインタ−ネットデジタルビデオ&カメラによるビジュアルライブコミュニティ−を可能にした「Dreamcast(TM)」専用インタ−ネットデジタルビデオ&カメラ「Dreameye(TM)(ドリ−ムアイ)」を発売致します。 「Dreameye(TM)」は、ご自分で撮影した様々な映像&音声や写真を、そのままE-Mailとして、相手に届けることができます。(ビデオメ−ル・フォトメ−ル機能)。写真については、様々な加工や編集も簡単に操作できるよう設計されております。 メイルが届けられたユ−ザ−は、お好きなときにそれを受け取ることができます。 又「Dreameye(TM)」は、インタ−ネット経由や電話番号を直接ダイヤルすることで、お互いを接続し、ビデオチャット(TV電話)としてもお楽しみ頂けます。 これらに加え、ご自分で撮影した映像(音声)・写真と各種ゲ−ムとの連動や、音声認識・画像認識技術を利用した全く新しい新ジャンルのソフトタイトル開発などにも、現在積極的に取り組んでおります。 さらに、これらの基本機能を、より楽しく広げるのが、今後(株)ISAOでサ−ビス開始が予定されている、全く新しいインタ−ネットサイトサ−ビスです。 撮影したビデオや写真を、インタ−ネット上での「Dreameye(TM)」専用サイトに送付すれば、現在主流の「文字」ベ−スのコミュニケ−ション&サ−ビスから映像・音声を駆使した様々な楽しみ・サ−ビスが可能になります。 WEBサイトサ−ビスについては、現在開発中ですが、今後の「Dreameye(TM)」海外展開も含め、「Dreameye(TM)」の利用法・アイデアは、世界中のユ−ザ−同士はもちろんのこと、企業と消費者を直接結ぶビジュアルカスタマ−サ−ビスや、企業間などでも、大いに利用され、今後の本格的なエレクトロニックサ−ビス(ES)起爆剤になるものと確信しており、その可能性は無限に広がります。 今回の「Dreameye(TM)」の誕生により、現在の主流のTVゲ−ムジャンルや「文字」「音声」によるネットワ−クコミュニケ−ションは、「ネットワ−クエンタ−テイメント」&「ビジュアルライブコミュニティ−」のまったく新しい世界へ、大きく変わるものと考えております。 今回、「Dreameye(TM)」の開発にあたっては、KDD(株)は、独自の技術を活かしてグループ全体で積極的に取り組んで参りました。 (株)KDDテクノロジーは、「Dreamcast(TM)」の高速演算処理能力と標準搭載されているモデム機能を充分に活かし、「Dreameye(TM)」の大きな特徴である、IP(インタ−ネットプロトコル)上でのビデオメ−ル/ビデオチャット機能を、ソフトウェアのみで実現することに成功しました。これらの機能はミドルウェアとして、様々なゲ−ムソフトなどへ搭載可能であるとともに、インターネット上の不特定多数の通信を実現することで、「Dreameye(TM)」ソフトウェアの一層の多様化が期待できます。 また、KDD研究所が開発した画像符号化方式「MeeTwo(仮称)」を用いることで、一般加入電話のような低ビットレート回線から高速回線まで幅広いアクセス回線でのハイクオリティ通信を実現致しました。 さらに、KDDは、DWANGOシステムを利用した高速対戦ゲ−ム用のデ−タオンデマンドサービスや、日本国内におけるドリ−ムキャストネットワ−クの優先ISPとしての参画等、ネットワ−ク面でも協力しています。 PictureIQ(TM) Corporation(本社:米国ワシントン州シアトル)は、撮影したデジタル写真を加工・編集するソフトウエア「DreamPhotoFun(TM)(ドリ−ムフォトファン)」をセガと共同開発致しました。「DreamPhotoFun(TM)(ドリ−ムフォトファン)」で、撮影した写真をボタン一つで加工したり、いろいろな楽しい画像や文字を貼り付けたり、デジタル写真付きのグリーティングカ−ドが簡単に作製できる様になります。 1998年秋に創設されたPictureIQ(TM) Corporationは、最新デジタルフォト機能をインタ−ネットサイトや民生電子機器にもたらす、組み込み型デジタル画像処理ソフトウエアを開発しております。PictureIQ(TM) Corporationは、Adobe Photoshop(R)(アドビ・フォトショップ)やAdobe Premiere(R)(アドビ・プレミア)を含む業界の最先端製品の開発元であるAdobe Sistems,Inc.社(アドビ・システムズ・インク)より、中核の画像処理技術やビデオ技術について、ライセンスを受けている世界で唯一のサ−ドパ−ティ−です。 (株)CSK総合研究所は、セガ・エンタ−プライゼスのグル−プ会社で、「Dreameye(TM)」の各種処理を行う上記ソフトウエアのすべてを連動かつスム−スに操作できるよう統合した専用システムディスク「Visualpark(TM)」を開発致しました。 これにより「Visualpark(TM)」は、お子様からお年寄りまで、ご家族のどなたでも簡単に操作できる、ユ−ザ−インタ−フェイスを実現しております。 「Dreameye(TM)」専用ソフト 「Visualpark(TM)」の主な機能概要 テレビ電話機能 〇接続方式 ・インターネット経由接続 ・電話接続の二種類をサポート 〇待ち合わせ時機能 ・ミニゲーム(2種類) ・Visualpark専用伝言板 〇その他 ・身代わりキャラクター機能 (テレビ電話で自分の映像のかわりにキャラクターを表示することが可能) ・ズーム機能 ・明るさ調整機能 ・音量調整機能 ・回線状況表示機能 ビデオメール機能 ・音声付き動画がメール感覚で送信可能 ・1通あたりの最大記録時間:最大25秒 ・録画データはビジュアルメモリに保存可能 フォトレタッチ ・「Dreameye(TM)」単体で撮影した静止画像の加工・合成が自由自在 「DreamPhotoFun(TM)」 ・クリップアート、プリクラ風フレームを豊富に用意 およびフォトメール機能 ・加工した画像はメール感覚で送信可能 ・画像データはビジュアルメモリに保存可能 WWW閲覧機能 ・「Dreameye(TM)」(Visualpark(TM))のホームページをはじめ、WWWの閲覧が可能 その他 ・アドレス帳機能(ドリームパスポートのアドレス帳を取り込み可能)により相手を素早く呼び出し可能他 「Dreameye(TM)」の主な仕様 単体動作時 Dreamcast接続時 撮像素子 1/3インチCMOSイメージセンサー 画素数 31万画素 レンズ 固定焦点式、F 2.0 撮像角度 対角48度 フォーカス距離 0.5m〜∞ ホワイトバランス オート 最大露光時間 1/10秒 *可変 対応解像度 640ドット×480ドット *640ドット×480ドット (ヨコ×タテ) 320ドット×240ドット 160ドット×120ドット 色構成 YUV 4:2:0 *YUV 4:2:2 YUV 4:2:0 静止画圧縮形式 JPEG(JFIF準拠) − 静止画記録媒体 内蔵フラッシュメモリー − 静止画記録枚数 最大31枚 − 静止画消去方式 一括消去 1枚単位消去または一括消去 画像転送時圧縮形式 − 独自圧縮方式または非圧縮 Dreamcastへの − 最大4Mbps データ転送速度 電源 単4型アルカリ乾電池×2本 Dreamcastより供給 (付属電池ボックス使用) オートパワーオフ設定 20秒 − 電池寿命※ 連続撮影時約300枚撮影可能 − サイズ Dreameye本体:幅58mm×高さ80mm×奥行き19mm 電池ボックス :幅35mm×高さ80mm×奥行き19mm 重量 Dreameye本体:約62g 電池ボックス :約28g(電池含まず) 付属品 電池ボックス、専用接続ケーブル、マイクユニット、マイクロホン、 スタンド、アプリケーションディスク、取扱説明書 発売日 2000年6月 価格 未定 * …いずれかを選択(Dreamcastアプリケーションの仕様により異なる) ※電池寿命は標準温度(摂氏25度)で使用した場合の電源が切れるまでの目安であり、 保証値ではありません。 低温下で使うと、この値より短くなります。また、電池メーカーによっても異なります 上記仕様は変更の可能性があります。 「Dreameye(TM)」はまだ誕生したばかりです。 使い方は、全世界で様々です。 覚えていますか? 1998年に誕生した「Dreamcast(TM)」の商品コンセプトは 「プレイ&コミュニケ−ション」。 ゲ−ムというエンタ−テイメントからネットワ−クエンタ−テイメントへ 通信モデムを世界の「Dreamcast(TM)」に標準搭載している本当の意味 全世界の「Dreamcast(TM)」ユ−ザ−は、部屋の中にサイバ−スペ−スへの「窓」を みんな持っています。 そこからインタ−ネットにアクセスしているユ−ザ−は全世界で、既に100万人を超えました。 ものすごいスピ−ドで、「Dreamcast(TM)」からアクセスする方が増えています。 「Dreamcast(TM)」は、いまやゲ−ム機の枠をはるかに超え いや、ゲ−ム機という表現はむしろ該当しないかもしれません。 現在の、文字・音声中心のコミュニケ−ションから音声・動画でのコミュニケーションへ エンタ−テイメントはネットワ−クエンタ−テイメントへ それがネットワ−クでリアルタイムに全世界が結ばれ 時代は「ブロ−ドバンド」へ 「Dreamcast(TM)」は、 それはそれは、大きな大きな「感動」・「楽しさ」そして「驚き!」を 全世界の皆様に これからもっともっと お届けしていきたいと考えております。 ※「Dreamcast(TM)」、「Dreameye(TM)」、「Visualpark(TM)」「DreamPhotoFun(TM)」は、株式会社セガ・エンタ−プライゼスの商標です。 ※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。