Press release: 1999-02-02: Sega, AM Shisetsu e IC Card System Dounyuu

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Language: Japanese
Original source: Sega.jp (archived)


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セガ、AM施設へICカードシステム導入

1999年2月2日
    株式会社セガ・エンタープライゼス	


(株)セガ・エンタープライゼス(本社;東京、社長;入交昭一郎)はアミューズメント(AM)施設におけるICカードシステムの実験として、先ごろ東京、渋谷にオープンいたしました「クラブセガ渋谷」に「ゲームカード」を導入いたします。 今回、導入をする「ゲームカード」はICカード機能を持ったメンバーシップカードです。AM施設へ来店されるお客様を対象にセガが独自に企画開発し、実験店にて設置されている全てのAM機器(メダル機器は除く。但しメダル貸出機は対応)が同システムに対応いたします。

同システムを導入するAM施設は「ゲームカード」利用者のPOSデータにより顧客動向、売上集計のリアルタイムかつ正確な把握が可能となるほか、従来は100円硬貨単位でのみ価格設定されていたゲームプレイ料金を自由設定でき、時間制のディスカウントなど今までにないきめ細かい営業サービスやマーケティングがAM施設単店単位で可能となります。
さらに「ゲームカード」利用者を会員組識化することで、同カードをセガファンクラブカードとして機能させ、DMなどの様々な情報発信、IDナンバーを利用した各種抽選会など、様々なサービスを設定。一方、顧客データベースを分析することで従来は見えなかった顧客の商品ニーズなどを把握し、商品開発力とマーケティング力の向上を目指します。

コインオペレーションを基本としているAM機器は売上金の回収に大きな人的余力とコストが必要とされ、過去にも様々な対応策が模索されてまいりました。AM施設のキャッシュレス化を目指す同システムは従来の労働集約型のAMオペレーションから、より合理的なオペレーションへ脱却する革新的なシステムです。セガはリーディングカンパニーとして、業界におけるニーズへも積極的に対応し、デファクトスタンダードシステムとしての確立を目指します。
また、お客様に同システムの認知、浸透を促すため実験店において専任のインフォメーションスタッフを育成、配置します。専任スタッフは常時ICカードベンダー及び受付カウンターにて待機、ICカードの発行、会員登録、ゲームプレイ、特典サービスの提供といった一連の利用方法を案内し、システムの円滑なオペレーションを実施します。

 セガでは「ゲームカード」の導入により、顧客ニーズに即したサービス提供、商品開発の充実を図り、施設競争力の強化を目指します。

※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。