Press release: 2000-01-31: Sega Dreamcast de CATV Internet Setsuzoku o Kaishi

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セガ ドリームキャストでCATVインターネット接続を開始

家庭用TVゲ−ム機では世界で初めて、ブロ−ドバンドサ−ビス開始

2000年1月31日
株式会社セガ・エンタ−プライゼス	


(株)セガ・エンタ−プライゼス(本社：東京都、代表取締役社長:入交 昭一郎)は、(株)CSK(本社:東京都、代表取締役社長：福島 吉治)、CSI(株)(本社:東京都、代表取締役社長：大川 功)とドリームキャストによるケーブル(CATV)インターネット接続の導入試験を全国主要ケーブルテレビ会社約30社と共同で開始致します。

今回Dreamcastは、一般電話回線による接続以外に、ケーブルインターネット接続を実現し、これにより、ご家庭のテレビで、高速常時接続で定額料金によるインターネット・サーフィンが快適・簡単に楽しめるようになり、インターネットがますます家庭の娯楽として広まっていくことと確信しております。又、今後発売を予定しておりますドリ−ムキャスト専用「ドリ−ムキャストカメラ(仮称)」などにより、ビデオチャットやビデオメイルなど動画・音声を利用した様々な楽しいコミュニティ−サ−ビスを提供し、従来にない全く新しい遊びを提供していく予定です。

セガでは導入試験後、本年春にもCATV局経由で、CATVアダプタ−キット等を販売し、ケーブルインターネット・ドリームキャストの本格的な展開を開始致します。
高速で常時接続可能というケーブルインターネットならではの特長を生かし、様々なサービスをケーブル会社向けに順次提供していく予定です。
また、今回のドリームキャスト用高速インターネットシステムはADSLや光ファイバーにも接続可能であるため、これらの高速回線へのドリームキャストによるサービス展開も考えています。

セガではドリームキャストのネットワーク展開を更に拡大するために、高速通信が可能となるケーブルインターネットに着目し、対応システムの開発を進めてきました。今回、セガが開発した高速インターネット対応のシステムは、最高10Mbpsの通信が可能なドリームキャスト用LANアダプターと専用ブラウザーで構成され、現在のドリームキャストのモデムをLANアダプターに差し替えるだけで使用できる、何らの追加装置を必要としない、大変簡単な方式です。
ドリームキャスト・ケーブルインターネットを利用すると、数百Kbpsといった高速接続サービスが定額料金で受けられると言うメリットが生まれてきます。
ケーブルインターネットのサービスを受けるためには、インターネット接続サービスを提供しているケーブルテレビ会社と契約し、ケーブルテレビ会社にネットワーク接続をするためのケーブルモデムを設置してもらい、それにLANアダプター付きドリームキャストを接続するだけで可能になります。　現在、国内のケーブルテレビ会社に導入されているケーブルモデムは複数のメーカーのものがありますが、セガが開発したLANアダプターとブラウザーはどのメーカーのモデムにも接続可能であることを確認しております。　また、インターネット接続するときに必要となるIPアドレス(各端末を識別するために接続プロバイダーから割り当てられる番号)は固定方式、自動割り当て(DHCP)の両方に対応できています。

セガではケーブルに代表される高速インターネットへのドリームキャストの展開を推進するために、このシステムを開発し、これまで国内主要ケーブルテレビ会社での接続試験を行ってきましたが、この度実用化の目処がついたと考え、各ケーブルテレビ会社に総数約2000台のドリームキャストを無償で配布し、契約家庭に設置し、実サービス開始に向けてのフィールドテストを開始致します。試験では、普段ケーブルテレビを見る家庭のテレビでインターネットやメールサービスが利用できることになるわけですが、ユーザーの反応や使い勝手などに関する調査をし、今後の実サービスに向けてのデータ収集をおこなう予定です。

なお、今回導入試験を行う主なケーブルテレビ局は下記の通りです。(順不同)

タイタス・コミュニケーションズ、ジュピターテレコム、KDDメディアネット、名古屋ケーブルテレビ、津ケーブルテレビ、沖縄ケーブルネットワーク、蕨ケーブルビジョン、シティテレビ中野及びケ−ブルインタ−ネットプロバイダ−の関西マルチメディアで、これらのケーブルテレビ局におけるホームパス(軒先までケーブルが敷設されている世帯数)の総数は約650万世帯になります。

※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。