Press release: 2000-02-24: Sega to Swatch ga Teikei, Cyberspace de Yuugou

From Sega Retro

Logo-txt.svg
This is an unaltered copy of a press release, for use as a primary source on Sega Retro. Please do not edit the contents below.
Language: Japanese
Original source: Sega.jp (archived)


Translate-jp.png
This article contains untranslated text or images that are written in Japanese.

The original text should stay, but please improve the quality of this article by providing a supplementary English translation.

  • 日本語
  • Roumanji
  • English
セガとスウォッチが提携、サイバースペースで融合

2000年2月24日
    株式会社セガ・エンタ−プライゼス
    スウォッチ株式会社	


2000年2月24日 --- 株式会社セガ・エンタープライゼス(本社:東京)と、業界随一のスイスの腕時計ブランドで"スウォッチ・インターネット・タイム"(スウォッチのビートに内蔵されている)の開発元でもあるスウォッチ株式会社(本社:スイス、ビール市))は、本日"Access to Cyberspace"をキーコンセプトとしたアイデア・開発等における、両社の業務提携内容について正式に発表を行いました。

セガ・エンタープライゼスは、世界で初めて高速モデムを内蔵し快適・簡単・安価なインタ−ネット接続によりご家庭でのEメールやウェブサーチ、多人数対戦ゲ−ム、テレビ電話、ビデオメール、フォトメールなど、全世界のご家庭でインタ−ネットコミュニティ−を可能にした革命的な家庭用ゲーム機「ドリ−ムキャスト」の開発メーカーです。
また、スウォッチは"スウォッチ・インターネット・タイム"の導入により1998年以来サイバースペースのタイムキーパー的な役割を果たすなどして世界の時計市場に革命を起こしてきました。集積マイクロチップを積んだ"考える"時計である「Swatch Access」(スウォッチ・アクセス)によって、インターネットにアクセスする人々に新しいアクセス方法を提供することでしょう。
2社は協力してサイバースペースにおける豊富なノウハウを統合し、独自のインタラクティブ体験を提供していきます。

これは、セガのインターネット端末としての「ドリームキャスト」のサービスやキャラクター及びゲーム等のプロパティが、スウォッチ社の持つ「Swatch .beat」(スウォッチ・ビート)などの時計製品と連動することになるでしょう。両社は次の分野において、どういった製品やサービスが供給されるか、またそのマーケティング戦略について検証しています。

1.セガの推進する「ドリームキャスト」上でのチャットやメ−ル、オンラインで接続するインタ−ネットやネットワ−クゲ−ム等に、スウォッチ社の提唱するインタ−ネット上での標準時間単位スウォッチ・インターネット・タイム「.beat」(ビート)の導入、

2.全世界的に有名なセガのコ−ポレ−トキャラクタ−「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」をベ−スデザインにした腕時計「Swatch .beat」(スウォッチ・ビート)を、スウォッチ社が製作する事、

3.サイバースペースへアクセスするユーザーのインターネット体験をより感動的により実践的なものにする様な画期的な製品やサービスを供給していく。これはセガの「ドリームキャスト」と"スウォッチアクセス"の技術に互換性を持たせ、また新しいインターネットサービスを提供していくことに焦点を当てたものである。

「ドリームキャスト」は、新世紀に向けての革命的なデジタル・エンターテイメント・マシンであります。最先端技術による「ドリームキャスト」の128bit性能は、ユーザーを驚くほどリアルな3D環境に熱中させ、またセガによって初めて開発された最速のゲームプレイを提供しています。「ドリームキャスト」は世界でも始めてネットワーク機能を提供するゲーム機であり、Eメールやインターネット接続、テレビ画面での多人数ゲームプレイやテレビ電話、ビデオメール、フォトメールも可能にしております。

現在、全世界で「ドリ−ムキャスト」購入者の30%にあたる約100万人が、インタ−ネット接続をしております。2000年3月末には全世界で累計約600万台、2001年3月末では累計約1600万台の販売を計画しており、現在の推移から、その時点での全世界の「ドリ−ムキャスト」からのインタ−ネット利用者は約500万人が想定されます。

スウォッチは、世界で最も知名度のある腕時計のブランドであり、世界でも最大の腕時計メーカーであるスウォッチ・グループの一員です。1983年に誕生して以来、3億個以上のスウォッチ時計が世界で売れております。1999年における総売上は36億2千6百万スイスフランとなっており、前年比11%増となっております。グループにはオメガやブランパン、ラドー、カルバン・クライン、ブレゲ、ロンジンといった有名ブランドも含まれています。

セガ・エンタープライゼスの代表取締役会長、大川 功は述べます。「我々は、スウォッチ社が今回、セガの"ドリームキャスト"のビジネスに参加して頂き、大変光栄に思っております。スウォッチ社との共同関係はサイバースペースでの可能性をユーザーへもたらすものであり、またセガのポジションをオンラインゲーム技術でまぎれもなく世界のリーダーとして高めていくものであります。 今後は共に、ユーザーにドリームキャストが確実に世界の最先端ゲーム機であり続ける様な、より多彩な機能を提供していくことができるでしょう。」

スウォッチの代表取締役社長、ニック・ハイエックJr.は述べます。「サイバースペースにはリミット(制限)などありません。それはインターネットビジネスにおける可能性についても同じです。スウォッチは人々がウェブにアクセスするための革命的な方法に向けてさらにステップを積み上げあて行くことに専念していきます。また、この様なチャレンジの中で今回セガとパートナーを組めたことは大変自然なことであったかと思います。」

今回のコラボレーションの実現の発端を担い、両社の掛け橋となったマサチューセッツ工科大学、メディアラボ所長、ニコラス・ネグロポンテ博士からのメッセージ。「当初、われわれがメディアラボをスタートした時、スポンサー同士のコラボレーションが、どの様に重要な役割を持つことになるのかにはあまり気づいていませんでした。スウォッチとセガの両社はともにメディアラボにおいてもっとも熱心な2社であり、そこで両社が協力し提携することは自然なことである気がします。また両社とも非常に強力なリーダーにより、常に前進しています。そして、ともに若さとライフスタイルを追求する会社として、今の若者に等しく親しまれています。われわれメディアラボとしてはその様なコラボレーションが生まれることとなった仲人の役割が果たせ、非常に喜んでいます。」

    ※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。