Press release: 2000-03-02: Sega, Koukyou Shisetsu ni VR Gijutsu o Teikyou

From Sega Retro

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Language: Japanese
Original source: Sega.jp (archived)


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セガ、公共施設にVR技術を提供

2000年3月2日
    株式会社セガ・エンタ−プライゼス	


(株)セガ・エンタ−プライゼス(本社:東京、代表取締役社長:入交 昭一郎)は、(財)京都市防災協会が運営する京都市市民防災センター(京都市南区西九条菅田町7)のリニューアルに伴い、同センターの館内一部エリアのコンセプトデザイン及びバーチャルリアリティ(VR)・3次元コンピューター映像(3DCG)技術を利用した3種のオリジナルアトラクションを開発、導入いたします。

京都市市民防災センターは、平成7年9月、京都市が市民の防災に関する啓発施設としてオープンし、これまでに累計30万人以上の方々が来館、利用されています。この度、同センターが3月24日に3階フロアの「防災バーチャルコーナー」をリニューアルオープンするにあたり、セガは「防災バーチャルコーナー」を仮想現実体験を通じた防災意識の高揚を可能にする「ハイテク"コミュニケーション"スペース」と位置づけ、これまでに培ったVR・3DCG技術をふんだんに盛り込んだコンテンツで、年齢に関係なく学べる新しい防災啓発の場を創造する画期的な施設を企画しました。

同コーナーに導入するのは新たに開発したオリジナルアトラクション3種。大地震の恐ろしさが疑似体験できる体感シミュレーター「3D・京都大地震(きょうとおおじしん)」、土砂災害を最先端の特殊音響効果で再現した3Dサウンド「土砂災害の恐怖」、リアルな感覚で火災の消火活動訓練ができる「消防士〜ブレイブファイヤーファイターズ〜」他、9種のオリジナルのフレームが楽しめる「来館記念シール」や自然と防災に関する知識が啓発されるビデオゲーム「防災学習ミニゲーム」が設置されます。

セガはこれまでコンシューマ、アミューズメント両事業を通じてハードウェア、ソフトウェアを総合的に展開し、最先端のVR・3DCG技術を応用したエンターテイメント・テクノロジーの研究開発を促進してきました。今後も絶えず技術革新を目指すと共に、最先端技術の教育施設や公共施設への応用という新たな需要に対応するべく、積極的な異業種との取り組みによりアミューズメント市場にとどまらない新たな市場創造を図っていきます。
設置アトラクション概要
■「3D・京都大地震(きょうとおおじしん)」

1200年の歴史があり、多くの文化財を有する京都。もし、木造建築が多く、道の狭い京都を大地震が襲ったら・・・。来館者は特殊3Dメガネを装着し大画面で展開される3DCG映像と連動したモーションライドにより、大地震の驚異をVR空間で疑似体験することができます。

■定   員:8名/台    
■プレイ時間:約7分
■台   数:1台
■「消防士〜ブレイブファイヤーファイターズ〜」

プレイヤーは消防士となり、リアルな放水感覚の振動式ノズルコントローラーで50インチ画面内の火災現場へ放水。2種類の放水方法を使い分けながらコントローラーを駆使し、制限時間内での消火を目指す消防士体験ゲームです。今までCGで表現することの難しかった「炎」と「水」を完全に再現しています。ゲームプレイ中は「炎の動き」、「正しい消火手順」、「煙への対応」など、消火や防災に関する適切な対応方法が隊長からの命令としてテロップでわかりやすく登場します。

■定   員:2名/台    
■プレイ時間:約5分
■台   数:2台 
■3Dサウンド「土砂災害の恐怖」

ある家族が嵐に遭遇し近くのコテージに逃げ込む。コテージは突如停電となり家族は慌てふためき、あちらこちらでパニックの声が聞こえてくるというストーリーの3Dサウンドアトラクション。来館者はヘッドフォンを装着し、混乱する様々なコテージの様子をリアルな立体音響で体験します。

■定 員:4名/台 
■プレイ時間:約4分
■台 数:1台
■「来館記念シール」

人気のプリントシール機で京都市市民防災センター来館の思い出を残します。防災にちなんだ同センターでしか撮れないオリジナルフレームを9種類用意しました。

■台 数:1台
■「防災学習ミニゲーム」

トラックボールとボタンによる簡単な操作で自然と防災に関する知識が啓発されるミニビデオゲーム。1つの筐体に4種類のミニゲームが内蔵されており、好きなゲームを選択します。

■台 数:3台

「クイックレスキュー」
大地震に遭遇したデパートの食品売場やビル街などの各種ステージをプレイヤーはジャンプやダッシュで落下物を避けながら避難場所を目指す横スクロールゲーム。

「ファイヤーパニック」
プレイヤーは街に落下してくるタバコやストーブなど火の元になり易い危険物を放水機から消火カプセルを打ち出し消火するゲーム。ビルの上で助けを求める人々や救助に来たヘリコプターを危険物から守ります。

「ジャンプレスキュー」
地震によりビル火災が発生。逃げ遅れた人々をフロアや階段に散らばった救急用具を集めて急いで被災者のもとへ救助に向かうゲーム。途中炎やネズミがプレイヤーの行く手を邪魔します。

「ブロックブレイク」 ブロックで囲まれた非常持ち出し用具をボールを跳ね返しながらブロックを消して集めていくゲーム。非常用持ち出し用具を全て集めるとステージクリアーになります。

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